日本人アーティストが学校でワークショップ
2010年3月 1日
中津川(岐阜県)出身のアーティスト磯部錦司さん(椙山女学園大学教育学部教授)が、2月23日にプラハのシュタイナー学校の6年生、そして2月25日にクラドノにあるギムナジウムの7年生(日本の中学1年生)を相手に、ワークショップの取り組みをおこないました。
このワークショップの狙いは、日本の子どもたちが描いた作品に、チェコの子どもたちが描き加えるという一種のコラボレーション作品をつくることにあります。日本人の感性と、チェコ人の感性が重なり合って、興味深い作品が次々にできあがっていきます。
一人で作品に熱中する子ども、二人で取り組む子ども、グループで楽しみながらやる子どもと、それぞれです。チェコの子どもたちは真っ白な長い和紙にも絵を描きました。新たなコラボレーションのためです。
「子どもたちとワークショップをする。そうした社会的な創造活動そのものが芸術だと思います。なにも美術館や画廊の壁に飾られた作品だけが芸術ではありません」と磯部さんは言います。
子どもたちが絵を描く姿を見ていて、絵を描くことの自由を強く感じました。
(写真上=子どもたちにワークショップをする磯部錦司さん[右]と、ギムナジウム・クラドノのズザナ先生、写真下=日本人の子どもたちが描いた絵に、絵を描き加えるチェコの子どもたち)
一人で作品に熱中する子ども、二人で取り組む子ども、グループで楽しみながらやる子どもと、それぞれです。チェコの子どもたちは真っ白な長い和紙にも絵を描きました。新たなコラボレーションのためです。
「子どもたちとワークショップをする。そうした社会的な創造活動そのものが芸術だと思います。なにも美術館や画廊の壁に飾られた作品だけが芸術ではありません」と磯部さんは言います。
子どもたちが絵を描く姿を見ていて、絵を描くことの自由を強く感じました。
(写真上=子どもたちにワークショップをする磯部錦司さん[右]と、ギムナジウム・クラドノのズザナ先生、写真下=日本人の子どもたちが描いた絵に、絵を描き加えるチェコの子どもたち)
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
素敵な企画ですね。
日本の子供達とチェコの子供達センスの合作・・・。
国外の美術館に行くと飾られている作品だけでなく
子供達が地面に描く1日限りの芸術もあったりするので
先生のおっしゃるとおりだな〜とわたしも思いました。
是非、作品が見たいです(^^)
tomo | 2010年3月 1日 08:09
こんにちは。なにがおもしろかったかというと、作品そのものよりも、子供たちの反応かなあ。
増田 幸弘 | 2010年3月 1日 15:27