ジャンル・エリア : グルメ | 石川 2018年03月01日
羽咋「シャルドン」
石川県羽咋市兵庫町の手作り洋菓子とパンの店「シャルドン」が、ひな祭りのひし餅にちなんで緑と白、ピンクの3色のシュークリームを新商品として出し、2~4日の3日間、店で限定販売する。生地とカスタードクリームには、農薬や化学肥料を使わない自然栽培の「羽咋米」の米粉を使っている。
「シャルクリーム」と名付けた。店主の岡島一芳さんによると、小麦粉の代わりに米粉を使い、試行錯誤を経て低温でじっくり焼き上げることで従来のシュークリームにはないサクッとした食感を実現した。口溶けにクリームの濃厚さが広がり、「和菓子と洋菓子の中間のような感じ」という。
岡島さんは、自然栽培の実践者を養成する羽咋市の「のと里山農業塾」の修了生でもあり、自然栽培の食材を中心に使っている。緑にはヨモギと大納言小豆、白にはユズの皮と果汁、ピンクは桜のパウダーで色をつけた。3色とも表面にクルミをまぶした。
1個150円(税別)で、各日200個限定で販売する。岡島さんは「今回のひな祭りに始まって夏、秋、冬にも季節に合ったシャルクリームを出したい」と話している。 (小塚泉)