ジャンル・エリア : グルメ | 特産 | 石川 2022年10月06日
羽咋市邑知中学校の生徒が総合学習で開発に携わった神子原米使用のもなか菓子「神喰羽糧(みくはろう)」が、地元の農産物直売所、神子の里(神子原町)で発売された。1個税込み260円。大和香林坊店(金沢市)でも扱うが、欠品が出る人気ぶりだ。
羽形のもなかで、神子原米のもちがあんの中に入り、皮にも米粉を使用。神様のお供の犬が怪鳥の羽を食いちぎって退治したという羽咋の名前の由来にちなむ。昨年の3年生が菓子の原形を考案。現在の3年生のアイデアで、もなかの皮を米をイメージした白に改良した。包装にはスクールカラーのえんじで由来を記した。
要望に応じて箱入りや神子原米や酒など他の神子原ブランド商品との詰め合わせも作る。現3年生は今後、宣伝方法を考える。神子の里の武藤一樹社長は「中学生のアイデアを生かして一緒に開発した。神子原の名物に育てたい」と話す。(松村裕子)