ジャンル・エリア : 展示 | 工芸品 | 福井 | 芸術 2020年07月07日
越前焼の明かり取りの展示が4日、越前町の越前陶芸村文化交流会館で始まった。26日まで。
同館の夏の企画展で、今年は県内の越前焼作家8人と社会福祉施設「光道園」の利用者が計60点を出展した。発光ダイオード(LED)照明の明かりが作品の穴からこぼれ、幻想的な空間が広がっている。
「陶『和工房』」(福井市)の北島久美子さんの作品は優しい光が漏れる細かな穴が特徴。夫の和幸さんもかわいいフクロウをかたどった作品を出展している。展示品は販売もしている。
例年の展示会場は同館のホールだが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止を考慮し、ロビーでの開催とした。 (玉田能成)