ジャンル・エリア : グルメ | 展示 | 神社・仏閣 | 花 | 静岡 2023年06月14日
梅雨の影響で連日のように雨が続く県内で13日、つかの間の晴れ空が広がった。日差しが降り注いだ浜松市内は、最高気温が31・2度と真夏日となった。
袋井市の法多山尊永寺では、恒例となったカラフルな傘で境内を彩る「アンブレラスカイ」が開催されており、訪れる参拝者らを楽しませている。
名物の厄よけ団子を販売するだんご茶屋前広場では、赤や青、黄やピンク色といった半透明の傘50本ほどがつるされ涼しげな空間を演出。アジサイとともに飾られた場所もある。
同寺によると、今年は4月下旬から展示を始めた。豪雨や台風の際は、破損しないようたたんで展示を維持。時節ごとに異なる色彩に入れ替えていく。
家族で参拝した埼玉県川口市の主婦(30)は「梅雨時なのに、日差しの強さにびっくり。青空に映える傘が涼しげで癒やされました」と笑顔で見入っていた。
(袴田貴資、写真も)