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【福井】「お水送り」のお土産に 清酒「鵜の瀬」販売開始

ジャンル・エリア : まちおこし | グルメ | 特産 | 福井  2019年02月28日

「鵜の瀬」をPRするふるさとづくりの会の仲野さん(中)ら関係者=小浜市遠敷公民館で

「鵜の瀬」をPRするふるさとづくりの会の仲野さん(中)ら関係者=小浜市遠敷公民館で

 県内外から大勢の観光客を集める小浜市の「お水送り」(3月2日)を前に、同市遠敷(おにゅう)の住民グループ、遠敷ふるさとづくりの会が地元のPRを目的にした清酒「鵜の瀬」の販売を始めた。

 今年はグループの会員が作ったコメの新品種を使って生酒にした。市内の酒造会社が醸造を担当。720ミリリットル入りで200本限定とした。アルコール度数はやや高めの20度。

 「鵜の瀬」はお水送りのクライマックス・送水神事が営まれる遠敷川上流の河原の名称。たいまつの明かりに照らされた白装束の人たちが、川に香水を注ぐ様子を描いた同市国分、成瀬菊夫さん(76)の水彩画を今年もラベルに使用した。

 取り扱いは地元の同市池田の「ひらい酒店」。価格は税込み1200円。ふるさとづくりの会会長の仲野実さん(74)は「地域もお水送りを応援している。お土産にぜひ」と勧めている。(問)遠敷公民館=0770(56)1101

 (池上浩幸)