ジャンル・エリア : まちおこし | グルメ | 特産 | 石川 2019年03月12日
19年度 見た目も味も華やかに
「3時のおやつに」と開発された加賀市のご当地グルメ「加賀パフェ」の2019年度バージョンが11日、発表された。各店舗の個性をより際立たせ、内容を一新。見た目も味も華やかなパフェに仕上がった。市内の6店舗で12日から提供される。(小室亜希子)
加賀パフェは19年度で4年目。下からゼリー、はちみつ生クリーム、野菜スポンジケーキなどが重なった5層構造で、加賀棒茶を添えて九谷焼や山中漆器の器で提供される。店舗ごとに内容に趣向を凝らし、1年おきに刷新している。
今回は各店舗の立地やこだわりを踏まえ、徹底的にコンセプトを練り上げた。片山津温泉総湯の「まちカフェ」は柴山潟に浮かぶ屋形船をさつまいもクラッカーで作り、PRキャラクター「かもやん」のクッキーをトッピング。山代温泉の「べんがらや」は旅館の懐石料理にちなみ、麩(ふ)アイスや漬け物、白ネギクッキーなど和の素材を取り合わせた。
加賀パフェは1年目は1万300食、2年目は1万3300食、3年目は1万8000食と順調に販売数を伸ばし、観光客への認知度も広がっている。加賀ご当地グルメ推進協議会の鴨出学会長は新バージョンの販売目標を「2万食」と掲げ「地域の皆さんに愛される存在に育て上げたい」と話した。
材料費の高騰などを受け旧パフェから、70円値上げし、6店舗とも950円(税込み)で提供する。