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【三重】カートで疾走 F1気分 鈴鹿サーキット 三重県鈴鹿市

ジャンル・エリア : スポーツ | テーマパーク | 三重 | 乗り物  2019年12月19日

モトファイターで、タイムアタックする人たち

 学生時代、自動車レースF1の人気が高かった。アイルトン・セナとアラン・プロストを擁するマクラーレン・ホンダが黄金期を迎え、連戦連勝。日本グランプリ(GP)を観戦するため、三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットまで行った友人もいた。

 30年たった鈴鹿はどうなっているんだろう。カートでF1のコースを走れると聞き、鈴鹿サーキットを訪れることにした。

 まず挑戦してみたのが、サーキット内の遊園地モートピアで3月に始まったばかりの「モトファイター」。最高時速15キロの専用バイクに乗り、一周210メートルのコースを走る。速さを競うアトラクションだ。

 小学3年以上なら乗れるとあって、大人は小さなバイクを操縦するのに苦労する。カーブが多いので、体を右に左に傾けつつ、アクセルを握ったり緩めたりと、高い技術が要求される。速く走ろうと頑張ってみたが、コースアウトせずにゴールするのが精いっぱいだ。

 2回タイムアタックし、速い方が1周49秒063。Bランクだ。42秒を切るとA、39秒を切るとSだが、7割の人がB、2割がAで、Sは1割もいないという。初めて乗ったおじさんはこんなものか。

F1と同じコースを走ることができるサーキットチャレンジャー=いずれも三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで

F1と同じコースを走ることができるサーキットチャレンジャー=いずれも三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで

 次がいよいよ「サーキットチャレンジャー」。F1などと同じ国際レーシングコースで、電動カートを走らせるアトラクションだ。同じタイミングで走る家族連れらとともに、スタッフの説明を聞いて準備万端だ。

 マシンに乗り込んでコックピットを確認。ハンドルの右手側にアクセル、左手側にはブレーキとシフトチェンジボタンがあり、手だけで操縦できる。

 いざ、スタート。最高時速は30キロだが、地面が近いとあって体感速度はもっと速い。すぐに最高の四速まで上げて前のマシンに追いつく。カーブもすいすい。ところが、どうだ。急にスピードが落ちた。おかしい。どうやら緩い上り坂に入ったようだ。ボタンでシフトダウン。すると車速が上がった。その後は三速と四速を行き来させ、2.2キロを無事に完走。軽くF1レーサー気分が味わえた。

 妻、息子と訪れた大阪府岸和田市の車好きだという男性(33)は「家族で遊べそうなので寄ってみた。広いコースを走れた」と笑顔。車好きには、自分の車で国際レーシングコースを走る「サーキット・クルーズ」も面白そうだ。毎年、正月とゴールデンウイーク(GW)、お盆休みに開催される。来年の正月分は完売なので、次のGWにしようと思う。セナが逝ったのは1994年のGW。きっとセナのことを思いながら走ることになるのだろう。 (金森篤史)

 ▼ガイド 鈴鹿サーキットへは、伊勢鉄道・鈴鹿サーキット稲生駅から徒歩30分。車の場合、東名阪道・鈴鹿ICから12キロ。レースの有無で渋滞の具合や所要時間が変わる。モトファイターは1人700円、サーキットチャレンジャーは1台1600円(入園料は別)。(電)059(378)1111

(中日新聞夕刊 2019年12月19日掲載)

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