ジャンル・エリア : テーマパーク | 動物 | 甲信越 2020年05月27日
富士見町の八ケ岳アルパカ牧場に、アルパカの雄の赤ちゃんが誕生した。牧場は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、4月9日から臨時休園していたが、6月1日に再開する。今月初めに生まれた雌の赤ちゃんもすくすく育っており、飼育員は「赤ちゃんに会えるのを楽しみにしていて」と話している。
雄の赤ちゃんは24日に生まれた。体重は8キロ。毛の色は白と茶、グレーの3色が見られ、珍しいという。母リリーのミルクを飲んだり、広場を走り回ったりと元気に過ごしている。名前はこれから決まる。
牧場では今月初めに、雌の赤ちゃん2頭が相次いで生まれたが、このうち未熟児で生まれた「希(のぞみ)」は9日に死んでしまった。もう1頭は、5月晴れの6日に生まれたことから「サツキ」と名付けられた。
飼育員の井手真哉さんは「2頭には、希の分も元気に育ってほしい。長く休園していたが、アルパカに癒やされに来てほしい」と話している。
来園者にはマスク着用を呼び掛けるほか、アルパカと触れ合える広場では、密集状態を避けるために人数制限を行うことも検討している。
(倉形友理)