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【石川】和太鼓やテント市 楽しんで 30日から吉野工芸の里フェスタ

ジャンル・エリア : 展示 | 工芸品 | 石川 | 芸術  2020年10月22日

ポスターを手に吉野工芸の里フェスタをPRする職員=白山市吉野で

ポスターを手に吉野工芸の里フェスタをPRする職員=白山市吉野で

 芸術の秋を楽しんでもらおうと、白山市吉野の文化施設「吉野工芸の里」で30日、吉野工芸の里フェスタが始まる。和太鼓の演奏や工芸作家の作品を販売する「お山のテント市」など、多彩な催しが開かれる。11月23日まで。

 今年の目玉は、県内外で和太鼓を演奏する「和太鼓美由紀座」による演奏会。11月3日の「文化の日」に、推定樹齢約700年の大木「御仏供(おぼけ)杉」(国天然記念物)近くの開放的な芝生広場で開く。池田美由紀代表(同市平松町)ら約30人が午前11時からの約30分間、10曲を披露する。無料。雨天の場合は中止。

 白山麓で活動する工芸作家7人の作品を販売する「お山のテント市」も、同日午前10時から午後3時まで開催。200円から3000円までの手ごろな金額で、木工やガラス、染め物などを販売する。和紙の紙すき体験も行う。会場では、クレープも販売する。

 このほか、同市森島町の書家、干場昇龍(しょうりゅう)(本名明)さんの書や、池坊の生け花を展示する「なごみの書と花展」は10月30日、同施設内の「鶉荘」で始まる。11月3日まで。

 7日からは、作家集団「白山麓作家会議」に所属する24人による工芸作品の作品展もある(23日まで)。(吉田拓海)