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【石川】金箔入り見栄えも美酒 白ワイン「能登の風」販売

ジャンル・エリア : まちおこし | グルメ | 果物 | 石川  2023年03月29日

縁付金箔が振り入れられた白ワイン=金沢市東山で

縁付金箔が振り入れられた白ワイン=金沢市東山で

箔座(金沢)×ハイディワイナリー(輪島)

 能登半島産のブドウで造られた金箔(きんぱく)入りの白ワイン「能登の風2022」を、金箔メーカーの箔座(はくざ)(金沢市)とハイディワイナリー(輪島市)が共同で開発した。程よい酸味とフルーティーな香りが特徴。 (西川優)

 両社の共同開発は2017年から始まり、今回で4回目。ハイディワイナリーが22年に輪島市で収穫、醸造したブドウの白ワインに、縁付(えんつけ)製法で作られた金箔を振り入れた。ボトルを傾けると金箔が華やかに舞う。

 ブドウの品種はソービニョンブランなど3種をブレンド。口に含むとヨーグルトのような柔らかい酸味が広がり、リンゴや白桃、梨、シトラスの香りが漂う。

 金沢市東山の「箔座ひかり蔵」でお披露目会があり、参加者はひがし茶屋街の風情を感じながら、チーズをつまみにワインの試飲を楽しんだ。担当者は「ワイン単体で楽しむのもいいが、金箔とワインのコラボも体験してほしい。10年後に金沢に来たらこのワインを飲むのが当たり前になっていたらいいですね」と話した。

 375ミリリットルで税込み3630円。金沢市内の箔座本店、箔座ひかり蔵などで販売している。