ジャンル・エリア : 展示 | 石川 2020年12月18日
来年のえとの丑(うし)にちなみ、ウシのような形をした天然石が能登町役場柳田総合支所に飾られ、来庁者の目を引いている。長年趣味で石を集める同町当目の谷口正成(まさしげ)さん(93)が「自然に形作られた縁起物として観賞を楽しんでほしい」と持ち寄った。展示は来年1月29日まで。
天然石は幅60センチ、高さ27センチ。約40年前に谷口さんが珠洲市大谷地区の海岸で砂の中から見つけ、自宅にある200個ほどの石のコレクションと一緒に並べていた。薄い黄土色の亀甲石と呼ばれる石で、向かって右側のウシの顔に見える部分には目のような小さい穴も開いている。
町農林水産課の担当者は「来年のえとにもちなみ、県産ブランドの能登牛のPRにもなれば」と期待した。(加藤豊大)