ジャンル・エリア : 自然 | 花 | 静岡 2021年03月12日
浜松市天竜区の天竜相津花桃の里で、濃いピンク色に染まったハナモモがほぼ満開となった。暖かな陽気となった11日は、午前中から多くの人が訪れ、マスク姿で花のトンネルをくぐった。3月末まで見頃が続きそう。
付近にハナモモの苗木を育てる農家が多かったことにちなみ、住民団体が2005年ごろ船明ダム湖沿いにある高台の農地に500本を植えた。現在は近くの道の駅の運営会社が手入れし、無料開放している。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、自宅のカフェを休業中という女性(70)=北区引佐町金指=は、かつての常連客ら数人と誘い合って訪れ「閉じこもっていた気持ちがリフレッシュされました」と喜んだ。
道の駅では毎年シシ汁などを振る舞う「花桃まつり」を開いてきたが、昨年に続いて今年も中止にした。 (南拡大朗)