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【滋賀】西教寺の陣鐘、間近に見学 「光秀大博覧会」20日から感謝キャンペーン

ジャンル・エリア : イベント | エンタメ | 展示 | 近畿  2021年03月17日

限定で配布されるオリジナルバッジやクリアファイル=大津市御陵町のびわ湖大津観光協会で

限定で配布されるオリジナルバッジやクリアファイル=大津市御陵町のびわ湖大津観光協会で

 湖国ゆかりの戦国武将、明智光秀を描いたNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」に合わせて開かれていた観光イベント「びわ湖大津・光秀大博覧会」が31日に閉幕する。20日からは感謝キャンペーンとして、メイン会場の大津市坂本の西教寺で、普段は非公開の重要文化財の見学や、記念品の配布をする。 (山村俊輔)

 光秀の菩提(ぼだい)寺の西教寺では、光秀寄進と伝わる陣鐘(国重要文化財)を見学できる。高さ115センチ、口径73.5センチで、収蔵庫で申請すれば間近で見られる。受け付けは午前10時~午後4時。寺務所では先着1000人に城カード「坂本城」を配布している。

 境内にある大博覧会総合受付では20、21、27、28日、先着500人にオリジナルバッジやクリアファイルなどを記念品として配布する。

 28日午前10時からは戦国武将隊とびわ湖大津観光大使が、境内に設けた光秀や大河ドラマについて紹介する「禅明坊光秀館」や坂本の街を練り歩く。

 博覧会は市歴史博物館など4カ所を拠点に、昨年3月8日に始まった。新型コロナウイルスの影響で催しの一部を中止するなどしたが、昨年11月には紅葉に加え、観光支援事業「Go To トラベル」の後押しもあり、多くの来場者でにぎわった。

 博物館での展示は既に終了したが、西教寺と滋賀院門跡ではパネル展などを31日まで続ける。滋賀院は明智光秀と同一人物との異説がある僧侶・南光坊天海が建立した寺として知られる。(問)大河ドラマ「麒麟がくる」大津市観光振興協議会=077(528)2772