ジャンル・エリア ： サブカルチャー | 工芸品 | 石川　 2021年04月19日

ウルトラマンシリーズの（左から）ゼロ、ティガ、タロウのフィギュア＝能美市泉台町の九谷焼美術館体験館で

　九谷焼の絵付けや作陶が楽しめる能美市九谷焼美術館体験館（泉台町）に、ウルトラマンシリーズのフィギュア３体が加わった。自由に色を塗って、自分好みの１体に仕上げられる。

　３体はタロウ、ティガ、ゼロ。高さ１２センチ。ウルトラマンの脚本家佐々木守さんが同市出身である縁で、円谷プロダクションと協力して同シリーズのフィギュアをこれまでに１０数体作った。バルタン星人やジャミラ、ゴモラなどの悪役キャラもある。

　ウルトラマンは１９６６（昭和４１）年のテレビ放映開始以降、シリーズ作品が半世紀以上にわたって続くため、各年代でキャラクターの好みが分かれる。

　体験館の職員は「思い入れのあるキャラのフィギュアを選んで、絵付けを楽しんでみては」と話す。

　体験は１時間程度、料金は１体１５００円から。月曜休館。（問）体験館０７６１（５８）６３００

　（平井剛）