ジャンル・エリア : テーマパーク | 動物 | 愛知 | 生き物 2022年02月24日
豊橋市の豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)にエジプトルーセットオオコウモリ20匹が仲間入りし、22日から一般公開が始まった。同園でコウモリを飼育するのは初。
大阪市の天王寺動物園で飼育されていた雄10匹、雌10匹が1月にのんほいパークに到着し、検疫などの一時隔離を経ての公開となった。人への警戒心はそれほど強くなく、おとなしいという。
オオコウモリ科で、アフリカや中東に生息。羽を広げると50センチほどになる。夜行性で群れで生活し、主にバナナやリンゴといったフルーツを好む。
一般的にオオコウモリは大きな目を持ち、視覚に頼って生活する。しかし、エジプトルーセットオオコウモリは、大きな目を持ちながらも、超音波を発して位置を把握する「エコロケーション」(反響定位)できる能力があるという。
園の担当者は「コウモリは怖い動物と思われているかもしれないが、このコウモリは大きな目を持つかわいい動物。見るとイメージが変わると思います」と来園を呼び掛けた。
(斎藤徹)