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【富山】外来生物 どんな影響が? 富山市科学博物館で企画展

ジャンル・エリア : 富山 | 展示 | 生き物  2022年02月28日

アライグマやワニガメの標本を眺める観覧者=富山市西中野町の市科学博物館で

アライグマやワニガメの標本を眺める観覧者=富山市西中野町の市科学博物館で

 アメリカザリガニなどに代表される外来種について深く知ってもらおうと、富山市科学博物館は企画展「外来生物-いきものをつれてきてみたら-」を開いている。5月22日まで。 (長森謙介)

 外来種は、本来はその地域にいなかったが、人為的に他地域から入ってきた生物を指す。本来の生態系を破壊し、近年は農作物被害を拡大させている。

 会場の特別展示室には、県内で発見されたことがあるカミツキガメやアライグマなどの外来種の標本と、影響を説明するパネル計140点を展示。同市科学博物館の清水海渡さんは「外来種は意外に身近にいて、影響を与えている。個々の問題の解決は難しいが、まずは外来種について知ってもらうことが大事。そのきっかけにしてほしい」と呼びかけている。

 会期中は無休で、開館は午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)。観覧料は大人530円、高校生以下無料。