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【石川】ジンベエザメ 愛称決めて のとじま水族館 新入り2匹

ジャンル・エリア : イベント | 水族館 | 生き物 | 石川  2022年11月09日

愛称を募集している2匹のジンベエザメ=七尾市能登島曲町ののとじま水族館で

愛称を募集している2匹のジンベエザメ=七尾市能登島曲町ののとじま水族館で

 のとじま水族館(七尾市能登島曲町)で9月下旬から新たに展示している2匹のジンベエザメに親しんでもらおうと、同館は2匹の愛称を募集している。水槽搬入までの過程を写真で紹介する展示もあり、ジンベエザメの魅力を楽しめる。

 「ジンベエザメ館 青の世界」の大型水槽で展示されている新たな2匹は雄と雌。雄は8月10日に七尾市庵(いおり)町沖の定置網に入った体長約3.9メートルの食いしん坊。他の魚の餌を食べようとすることもあるという。雌は8月29日に志賀町百浦沖の定置網に入った約4.1メートルで、器用に泳ぐ。立ち泳ぎで餌を食べることもある。

 同館は来館者を対象に27日まで、2匹の愛称をそれぞれ5つの案から選んでもらう企画を開催。館内の応募用紙に記入する。決まった愛称は12月4日に同水槽前に設置する特設パネルで発表予定。決定した名前に投票していた人から抽選でそれぞれ10人ずつ、同館のペア入場券やぬいぐるみなど記念品を贈る。

 2匹の展示を祝い、12月4日まで記念イベントを開催。期間中、土日祝は中学生以下は入場無料。定置網に入った2匹が水槽に搬入されるまでを記録した写真やジンベエザメの生態を紹介する展示もある。通常入館料(税込み)は高校生以上1890円、中学生以下(3歳以上)510円。(問)同館0767(84)1271

 (兼松諒)

 ◇愛称の候補 ▽雄 ハトベエ、シオベエ、ハチベエ、イオベエ、サクベエ▽雌 ハク、シーカ、カスミ、モモ、シオリ