ジャンル・エリア : 果物 | 特産 | 静岡 2022年11月17日
浜松市中区の浜松アクトビールコーポレーションは18日、浜松市が生産量日本1のグレープフルーツを使ったクラフトビール「グレープフルーツヴァイツェン」を発売する。地元産の果汁100%ジュースを販売する有志団体「どいーにはままつ」と協力し、完成させた。 (柳昂介)
浜松アクトビール社が製造するドイツビール「ヴァイツェン」の工程で、どいーにはままつが6月に完成させたグレープフルーツジュース「夕焼けルビー」を約2%混ぜ合わせて醸造する。ジュースの製造過程で出る果皮をできあがったビールに漬け込み、香りを引き出した。
浜松アクトビール社の醸造責任者、杉本大樹さん(35)は「苦味が少なく口当たりがまろやかなヴァイツェンに、さわやかな香りと酸味が感じられるビールになった」と話す。
どいーにはままつの石川大輔代表(40)は「日本1の名産品をもっと多くの人に知ってほしい」と語った。
ビールは330ミリリットルで627円。アルコール度数は4.5%。遠鉄百貨店や中区のレストラン「マイン・シュロス」売店、インターネットなどで販売する。販売は2〜3カ月ほどで終了する予定。