ジャンル・エリア : 動物 | 生き物 | 近畿 2023年01月16日
毛は雪のように白くふわふわで、対照的に顔と足は真っ黒というユニークな風貌から、「世界一かわいいヒツジ」とも評されるヴァレーブラックノーズシープ4頭が15日、米原市多和田の観光庭園「ローザンベリー多和田」の放牧場に仲間入りした。
ヒツジはそれぞれ体長80センチ前後で、1歳から2歳のオスとメス各2頭。ニュージーランドから輸入され、国内で見られるのは那須どうぶつ王国(栃木県那須郡)に続いて2カ所目。
登場初日、放牧場「わくわくファーム」には多くの家族連れが見物に訪れた。ヒツジと触れ合った子どもたちは「ふわふわしてて気持ちいい」「(毛に隠れて)目がどこかわからない」と話していた。
ブラックノーズシープはスイスの山岳地域の原産。ぬいぐるみのような見た目から世界中にファンも多く、スイスで開催されるヒツジ飼い祭で「世界一かわいいヒツジ」に選ばれたこともある。
飼育員の平野里佳さん(26)は「4頭はそれぞれ顔つきも性格も違う。じっくり観察して触ってほしい」と話した。今後、えさやり体験なども企画する予定。 (平子宗太郎)