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【三重】白壁の街並みを花々彩る スペイン村で「パティオ祭り」

ジャンル・エリア : まつり | イベント | テーマパーク | 三重 | 文化 |   2023年05月01日

(左)サンタクルス通りの入り口で来場者を出迎える花畑 (右)ブーゲンビリアの鉢で飾られた一角もある

(左)サンタクルス通りの入り口で来場者を出迎える花畑 (右)ブーゲンビリアの鉢で飾られた一角もある

 志摩市磯部町のテーマパーク「志摩スペイン村」内にある「サンタクルス通り」が、約2300株の花々で彩られている。「花のパティオ祭り」と名付けられた催しで、昨年に続き2回目。5月末まで続く。

 異国情緒ある白壁の街並みは従来も花で彩られているが、祭りの開催に合わせて600株ほど増やした。スペイン村によると、祭りの名称はスペイン南部の都市・コルドバで毎年5月、家々の中庭(パティオ)を花で飾り、美しさを競うコンテストが開かれることにちなんでいる。

 通りの入り口にある畑では、暖色系のマリーゴールドやサルビアが出迎える。通りを進むと生花店風のフラワーワゴンが登場。濃い赤色のブーゲンビリアの鉢で飾られた一角もあり、写真が撮りやすいよう、いすとテーブルが置かれている。

 祭りは、キリスト教の祭事「イースター」(復活祭)にちなんだ園内の新企画「ハッピーイースター」の一環にも位置付けられている。復活祭の象徴的な存在とされる卵を表現した装飾が、通りの各所にある。

 
色とりどりの花鉢が並ぶ生花店風のフラワーワゴン

色とりどりの花鉢が並ぶ生花店風のフラワーワゴン=いずれも志摩市磯部町の志摩スペイン村で

 30日、家族4人で来場した四日市市の大学生(18)は「聞いていた評判の通り、スペインの街並みに似ていてすごくきれい」と撮影を楽しんでいた。現地で撮影した写真を所定の方法で写真共有アプリ「インスタグラム」に投稿すると、抽選でペアパスポートと花柄のスペイン食器が当たるキャンペーンも実施されている。

(阿部竹虎)