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【岐阜】岐阜の魅力満載、思わず“やおね” カードゲーム第5弾「ヨツハシ」発売

ジャンル・エリア : 岐阜 | 文化  2023年07月19日

岐阜の魅力が詰まった新作カードゲームをPRする社員たち=岐阜市黒野南のヨツハシで

岐阜の魅力が詰まった新作カードゲームをPRする社員たち=岐阜市黒野南のヨツハシで

 岐阜市黒野南の印刷会社「ヨツハシ」が、岐阜の魅力を詰め込んだ新作のカードゲームを発売した。タイトルは地元の方言「YAONE(やおね)」。岐阜の「あるあるネタ」をテーマに、思わず「やおね(だよね)」と言ってしまいそうな話題や知識を集めた。かるたやパズルなどの形式で、年齢を問わず楽しめる一作だ。 (酒井貴之)

 日本酒のラベル印刷を主力とする同社は、2020年にカードゲームの開発に乗り出し、翌年に1作目を発売した。交流サイト(SNS)を通じて口コミで広がった人気商品もあり、順調に軌道に乗っている。5作目となった「YAONE」は、簡単なルールで誰でも楽しめる上、岐阜に関する知識を多く学べるのが売りで、同社の担当者は「岐阜独自の文化の面白さを知ってもらえる、“岐阜愛”を育むゲーム」と力を込める。

 遊び方は4種類。読み札に対応した絵札を取る「カルタやて」と、坊主めくりの要領で運試しする「ニャオネめくり」のほか、岐阜市近郊の地図を組み立てる「地図ならべ」と、地図のカードを順番に引き、隣り合う札など一定のルールで並べることができた枚数を競う「ターン&ビルド」。いずれも難しいルールはなく、世代を超えて遊べる。

ゲームで使うカード

ゲームで使うカード

 「カルタやて」の読み札のテーマはすべて県の文化にまつわり、裏面には詳しい解説も掲載。「地図ならべ」では、長良川に架かる橋の名前や観光地、交通網など、岐阜市の地理を手に取るように学べる。カードに描かれている愛らしいキャラクター、地図やパッケージの鮮やかな色づかいなど、細部にこだわったデザインも見どころだ。担当者は「遊びながら岐阜のことを学べる。地元の人も、県外の人にもゲームを通じて岐阜の魅力を知ってほしい」と期待する。

 商品は、通販サイト「kamiasobi」や書店「カルコス」の4店舗(岐阜市、各務原市、瑞穂市、愛知県扶桑町)などで販売している。税込み1760円。(問)ヨツハシ=058(293)1011