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【愛知】日進産もち米で塩味生きる「こはるもち」 名古屋の和菓子店が開発

ジャンル・エリア : グルメ | 愛知 | 特産  2023年08月21日

新作和菓子「こはるもち」を開発した奥田さん(左から2人目)と中川代表(同3人目)ら=日進市栄の菓宗庵日進店で

新作和菓子「こはるもち」を開発した奥田さん(左から2人目)と中川代表(同3人目)ら=日進市栄の菓宗庵日進店で

 日進市産のもち米「こはるもち」を使った新作和菓子「こはるもち」を、和菓子店「菓宗庵」(名古屋市昭和区)が開発した。21日から八事店(同)と日進店(日進市栄)で通年販売する。日進市内の農業活性化を狙う市農政課の6次産業化特産品開発プロジェクトの一環。

 新商品は、食感と香りを生かすため、もち米を半分つぶして「半殺し」にし、中に氷砂糖を使った粒あんを入れた。通常のおはぎとは、もち米とあんが逆になっているのが特徴。開発を担当した同店工場長の奥田雄さん(38)は「塩味を強くして米の味を引き立たせた。スタッフの間でも好評で自信を持って出せる商品」と胸を張る。

 もち米は、地元の農家でつくる「農事組合法人おりど」が栽培。試食した中川昭利代表(67)も「いい塩加減。甘みが口に残らずさっぱり食べられる」と太鼓判を押す。

 商品には、市内産農産物のPRを担当する名古屋外国語大のグループ「ニョキッこ&ファーマーズ」がデザインしたロゴを付けて販売する。冷凍販売のみで1個194円(税込み)。 (平木友見子)