ジャンル・エリア ： グルメ | 岐阜 | 特産　 2023年10月26日

新酒を瓶に詰める従業員たち＝揖斐川町三輪の所酒造で

　揖斐川町三輪の造り酒屋「所酒造」は２８日から、今年の新酒「揖斐の蔵しぼりたて」を店頭で販売する。

　酒と酒かすに分離する作業を終えた２５日に、５代目蔵元で杜氏（とうじ）の所優社長（５０）ら計３人が瓶詰め作業をした。今年は仕込みを始める９月末の気温が高かったため、１０月の初めに遅らせた。

　アルコール度数は１９度で、薄濁りの生原酒。所社長によると、発酵が順調に進んでうまみがあり、例年と比べるとやや辛口に仕上がったという。「冷酒が基本だが、グラスに氷を一つ入れて飲むのもおすすめ。日本酒の季節を味わってほしい」と話している。

　７２０ミリリットル入り１４３０円、１．８リットル入り２８００円。１１月２５，２６の両日には、敷地内で「新酒まつり」を開く。入場料１００円で、酒かソフトドリンクが１杯付く。（問）所酒造＝０５８５（２２）０００２

　（市川勘太郎）