ジャンル・エリア : 文化 | 神社・仏閣 | 静岡 2023年12月18日
遠州に点在する8つの神社が連携し、各社で祈禱(きとう)した木玉「遠州八重神玉(やえだま)」の頒布を始めた。参拝客に、御朱印のように神社巡りとコレクションを楽しんでもらう狙い。
木玉は直径約3センチで、社紋や「厄除開運」などの御利益が彫り込んである。「八」には末広がりや「∞(無限大)」などの意味を込めた。8つそろえて房の付いたひもに通し、玄関や神棚に飾ることもできる。
龍尾神社(掛川市下西郷)禰宜(ねぎ)の龍尾重幸さん(51)は「八社は祭神や御利益がそれぞれ違う。小高い山や平地など、各神社の立地する風景も楽しみながら集め、大願を成就していただきたい」と話す。
他に同市の阿波々(あわわ)神社と事任(ことのまま)八幡宮、菊川市の大頭龍(だいとうりゅう)神社、御前崎市の桜ケ池池宮神社、磐田市の矢奈比売(やなひめ)神社と府八幡宮、浜松市西区の曽許乃御立(そこのみたち)神社で販売している。
木玉は各800円、ひもは200円。 (築山栄太郎)