ジャンル・エリア : まちおこし | 三重 | 自然 2024年01月15日
田舎の暮らしを体験する移住体験施設「いやしのさと 癒里 ゆとり」のオープニングイベントが14日、伊賀市種生で行われた。施設を活用する地元の博要住民自治協議会は、移住希望者の増加につながることに期待を寄せる。
イベントでは獅子舞を披露し、風船を空に放って施設の開業を祝福。協議会の奥真治さん(65)が「地域の魅力を知り、住んでみたいと感じていただけるように活動したい」とあいさつした。
施設は約97平方メートルの木造1階建て。地元出身の女性が管理する空き家を借りた。4月からは体験者向けに、地元住民と交流し、自然とも触れあえる移住体験メニューを提供していく。
人口減少が進む地域への移住促進を目的に、昨年着任した地域おこし協力隊の吉田恭子さん(47)と住民自治協が連携し企画した。 (瀬里崎蒼馬)