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【富山】高岡城カード 市博物館で発売 100名城スタンプラリーも

ジャンル・エリア : | 富山 | 歴史  2024年01月29日

日本100名城の城カード「高岡城」。上が表面、下が裏面=高岡市博物館で

日本100名城の城カード「高岡城」。上が表面、下が裏面=高岡市博物館で

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 日本城郭協会(東京都)が発行する「日本100名城 城カード」シリーズの高岡城カードの販売が、高岡市博物館(高岡古城公園内)のミュージアムショップで始まった。城カードシリーズの第7弾(9城)で、同協会が博物館に親しむ会と委託契約し、市博物館の現地販売のみ。 (武田寛史)

 高岡城カードは、表面が高岡城跡詳細調査報告書の表紙に使用された高岡城跡(国史跡)の空撮写真と金字の「高岡城」。裏面は同博物館の仁ケ竹(にがたけ)亮介主幹(48)が、最新の調査研究成果を反映させて監修した解説を掲載している。

 加賀前田家2代当主の前田利長(1562~1614年)が1609(慶長14)年に築城し、後に一国一城令で廃城となり、1873(明治6)年の太政官布告第16号により高岡公園となった経緯を記載。城の長さ648メートル、幅416.5メートル、面積約21.8万平方メートルで、そのうち水濠(すいごう)の面積が37%などデータや、強固な防御として評価される「連続馬出」などの特徴も紹介している。カードは縦6.5センチ、横8.8センチ。税込み1枚350円で、専用ケース付き。

 同博物館には「日本100名城スタンプラリー」のスタンプもあり、収集のファンが訪れる。仁ケ竹主幹は「高岡城の訪問記念にスタンプと合わせてカードも入手してほしい。水濠の保存率の高さと縄張(なわばり)(設計)が高く評価されている高岡城を知ってもらう機会になれば」とPRしている。

日本100名城スタンプラリーの高岡城のスタンプ

日本100名城スタンプラリーの高岡城のスタンプ