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【岐阜】春、にぎやかに 各務原でひな飾りを展示

ジャンル・エリア : まちおこし | イベント | 展示 | 岐阜  2024年02月20日

色とりどりのつりびなが飾られた会場=各務原市鵜沼西町の中山道鵜沼宿脇本陣で

色とりどりのつりびなが飾られた会場=各務原市鵜沼西町の中山道鵜沼宿脇本陣で

 布で作った動物や花のモチーフをつるした「つりびな」を展示する催し「鵜沼宿のひな祭り」が、各務原市鵜沼西町の中山道鵜沼宿脇本陣で開かれている。有志が制作した100本のつりびなを中心に、さまざまなひな飾りが会場を華やかに彩る。

 鵜沼宿の新しい名物を作ろうと、中山道鵜沼宿ボランティアガイドの会の片岡稔会長(80)=同市鵜沼朝日町=の発案で、2022年に「つりびなプロジェクト」が始動。地元女性ら33人が月2回集まり、和気あいあいと制作してきた。

 昨年から倍に増えたつりびなは、えとにちなんだ「龍の子太郎」や市特産の各務原にんじんなど、ユニークなモチーフがたくさん。講師の村瀬香代子さん(76)=同市蘇原東島町=は「龍の子太郎は細かくて難しかったが、みんな頑張って作ってくれた」と目を細める。

 片岡会長は「小さい力を集めれば大きなものができる。将来は鵜沼宿全体でひな祭りを盛り上げる夢もある」と話す。午前9時~午後5時。26日、27日、3月4日は休み。

 (中根真依)