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【愛知】節句をいう陶芸・ガラス工芸 瀬戸市新世紀工芸館で17日まで企画展

ジャンル・エリア : 展示 | 工芸品 | 愛知  2024年02月28日

陶芸、ガラスのひな人形など節句を彩る作品が並ぶ展示=瀬戸市南仲之切町の市新世紀工芸館で

陶芸、ガラスのひな人形など節句を彩る作品が並ぶ展示=瀬戸市南仲之切町の市新世紀工芸館で

 桃の節句などをテーマにした陶芸、ガラス工芸の作品を集めた展覧会「節句を祝う置物とうつわ」が、瀬戸市の市新世紀工芸館で開かれている。3月17日まで。

 市内などで活動する同館の登録作家や研修生25人による約150点を展示している。呉須で染付された花柄の着物をまとう磁器のひな人形や、織部の男びな、女びなに、黄瀬戸のぼんぼりを加えたひな飾りなど会場は華やかな雰囲気。中央を薄い黄色、縁をピンクで彩った花のようなガラスの器も目を引く。

 織部で仕上げた高さ20センチほどのかぶとなど、一足早く端午の節句をテーマにした作品も。学芸員の伊藤かおりさん(50)は「ガラス、陶芸とともにバリエーション豊か。洋風、和風どちらの家にも合うひな人形に出合えるはず」と呼びかけている。

 午前10時~午後6時。最終日は同4時まで。火曜休館。(問)同館=0561(97)1001

 (加藤慎也)