ジャンル・エリア : 展示 | 文化 | 甲信越 2024年03月22日
松本市出身の歌人窪田空穂(うつぼ)(1877~1967年)の記念館(同市和田)で、市内の小中学生を対象に募集した「松本の子どもの短歌2023」の作品展が開かれている。4月14日まで。
日本の伝統文化である短歌に親しんでもらおうと、市教委が主催し、本年度で21回目。小学生の部に1964首、中学生の部には1230首の応募があった。それぞれの部で最優秀賞2人ずつ、優秀賞10人ずつが選ばれ、空穂会賞には計209人が選ばれた。
会場には入賞作品を展示。最優秀賞、優秀賞の受賞者が自作を記した直筆の色紙も並ぶ。作品に寄せるメッセージも添えられている。
同館の栗田正和館長は「普段の生活で感じた何げないことを、率直に表現してくれている。じっくり見てもらえたら」と話した。
作品展は無料。休館日は月曜日。開館時間は午前9時から午後5時まで。(中尾聖河)