風光明媚なロケット城
2010年8月 2日
世界的に知られるチェコの温泉地カルロヴィ・ヴァリからほど近いところにロケットという小さな街があります。城を中心にこぢんまりとまとまり、一度見たら忘れられない雰囲気が漂っています。
オフジェ川の畔の切り立った場所に城が建てられたのは、12世紀にさかのぼるといわれています。当時、このエリアは経済的にも重要だったといわれ、カレル4世もしばしば滞在したと伝えられています。
カレル4世がロケット城に滞在中に狩りをしているとき、カルロヴィ・ヴァリの温泉を見つけたとの言い伝えもあります。
18世紀には城はその役割を終え、牢獄として使われるようになりました。その後、廃墟となり、荒れるがままでした。ようやく近年になって修復がなされ、中世の城の様子をうかがい知る博物館的な施設として、一般に公開されています。
牢獄だった歴史があるため、当時の牢獄や処刑の様子も展示しています。ちょっと内容がリアルで、気持ちが悪いのですが・・・
カレル4世がロケット城に滞在中に狩りをしているとき、カルロヴィ・ヴァリの温泉を見つけたとの言い伝えもあります。
18世紀には城はその役割を終え、牢獄として使われるようになりました。その後、廃墟となり、荒れるがままでした。ようやく近年になって修復がなされ、中世の城の様子をうかがい知る博物館的な施設として、一般に公開されています。
牢獄だった歴史があるため、当時の牢獄や処刑の様子も展示しています。ちょっと内容がリアルで、気持ちが悪いのですが・・・
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。