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明知鉄道ローカル電車ゆるり旅②~明智・日本大正村編~

2017年3月14日

JR中央本線、恵那駅で乗り換え、岐阜県恵那市を走る明知鉄道の旅へ。(続編)

岩村の古い町並みと岩村城址を散策した後、途中のお店で買った赤飯を食べながら、
岩村駅から終点の明智駅(駅と地名の「あけち」は明智と表記する)へ向かった。

岩村駅から明智駅へは約20分。
この区間もトンネルや森林を抜け、車窓から見えるのんびりとした田園風景が心和ませてくれる。
迎えてくれた大正モダン風の明智駅は、大正ロマン漂う“日本大正村”の入り口に相応しい。

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明智は、かつて蚕糸を産業としていた頃の大正時代の町並みの姿がここかしこに残されており、
生活、文化、歴史、建造物から風景、人情まで町ぐるみで取り組む“日本大正村”として
町全体がいわばテーマパーク化されている。

明智駅から歩いてほど近いところに、町歩きの拠点ともいえる駐車場も備えた大正村広場がある。
観光案内所や大正村浪漫亭(物販・飲食施設)があり、まずはここで一息つくのもよい。

日本大正村の主なスポットへは歩いて行ける。
観光案内所でもらったマップには3時間のモデルコースがあり、
ゆっくりじっくり巡るならこのモデルコースの通り廻れば大正村を満喫できるだろう。

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モデルコースに従って、まずは大正路地へ。
当時から残されているモノトーンの蔵に挟まれた路地は、大正村への導入として気持ちを高ぶらせてくれる。

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大正路地を抜けると日本大正村役場に辿り着く。
大正時代からの日付にて示されたボードが大正村としてのこだわりを感じる。
国の登録有形文化財に指定された建物のなかは、まさに大正浪漫。
展示物ばかりではなく、入り口や廊下、窓枠に至るまで大正浪漫を感じるしつらえが残されている。

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大正村役場の先の高台には、大正時代の絵画や家具などが展示される大正ロマン館がある。
日本大正村の初代村長である高峰三枝子さん(現在の村長は、3代目の竹下景子さん)の銅像が町を見下ろす。

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途中、かつての郵便局で今は通信資料館となっている建物を通り過ぎる。
スマホ全盛時代となった今となっては、電話機の移り変わりは懐かしさとともに興味深い。

通信資料館の近くには、日本大正村資料館。
大正の館と銀行蔵からなり、展示とともに建物自体にその存在価値がある。

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かつての中馬街道の一部で、かつて賑わった懐かしい面影を残すうかれ横丁を通り抜け、大正時代館へ。
この時代館にも大正時代にちなんだ資料展示がされており、
これまでの施設と合わせて大正時代をまるごと体験した気分になれる。

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ぐるっと一周、帰りの電車の時間も気にしながらの大正浪漫を感じる歩き。
岩村の江戸情緒とは打って変わった町並みの比較が面白い。
岩村と明智のセットでも十分一日で廻ることはできる。

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恵那駅までの帰りの切符を買った。
硬い厚紙の切符、そして三角の入鋏(にゅうきょう)の印が懐かしい。
これがひとつの明知鉄道のゆるり旅の象徴かもしれない。

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取材担当プロフィール

田中 三文 (たなか みつふみ)

1962年愛知県豊橋市生まれ。
出版社勤務を経て、現在は三菱UFJリサーチ&コンサルティング 政策研究事業本部観光政策室長。
愛知大学国際コミュニケーション学部 非常勤講師(国際観光)。
地域を盛り上げる観光事業や集客計画など、手がけてきたプロジェクトは数知れず。
2012年より2014年まで昇龍道プロジェクト推進協議会・台湾香港部会長を務め、
同エリアのインバウンド促進計画や外国人受入環境整備などにも力を注いでいる。
旅と写真とロックを愛する仕事人で、公私ともに、さすらいの旅人として各地を巡っている。

「昇龍道(しょうりゅうどう)」とは?

日本の真ん中に位置する中部北陸地域の形は、能登半島が龍の頭の形に、三重県が龍の尾に似ており、龍の体が隈無く中部北陸9県を昇っていく様子を思い起こされることから同地域の観光エリアを「昇龍道」と呼んでいます。
この地域には日本の魅力が凝縮されており、中部北陸9県が官民一体となって海外からの観光客誘致を促進する「昇龍道プロジェクト」も好調です。このブログでは、「昇龍道」の四季折々の姿を写真と文章で紹介していきます。

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