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アラフィフ・サラリーマンの山旅日記 頂上(てっぺん)へ行こう!国内ブログ

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そこに山があるから・・・

2012年6月 5日

はじめまして。

ブログを始めることになりました岳です。これからよろしくお願いします。
登山家ではありません。フツーのサラリーマンです。
 
突然ですが・・・人はなぜ山に登るのでしょう?
「そこに山があるから」と言った登山家がいましたが、あなたはいかがですか?
 
さて、今回登った山のレポートです。
 
愛媛県、石鎚山(いしづちやま)
 
標高は1982m、日本百名山のひとつで西日本では一番高い山です。
今回はツアーの引率で地元の登山ガイドさんと一緒に17名のお客さんと登山をしました。
「業務上の登山」です。
 
IMGP2411.JPG
 
登山口「土小屋」です。天気がよかったのでたくさんの登山者で賑わっていました。
 
IMGP2421.JPG 
 
ツアー登山なので隊列を組んでゆきます。肌寒いと思っていたらけっこう暑い・・・。 汗を拭きながら、いざ頂上へ!
 
IMGP2431.JPG
 
最高峰の天狗岳が見えてきました。まるで後光が差しているような雲です
 
IMGP2430.JPG
 
アケボノツツジがまだまだ綺麗です。アケボノツツジは紀伊半島と四国に分布しています。
この花の仲間は三重・滋賀以東ではアカヤシオ、九州ではツクシアケボノツツジです。
山登りをする人には、お花が好きな人が多いです。なので、花の咲く時期は特に混雑します。
 
IMGP2448.JPG
 
このルートの核心部(一番の難所)です。ほぼ垂直の岩場を下ります。
登山ガイドさんが先頭、自分がシンガリで、お客さんに声をかけながら慎重に通過、後をなぞるように追いかけます。
 
IMGP2446.JPG
 
難所を越えてほっとして更に歩くと、やがて山頂に着きました。
 
「天狗岳の山頂は狭いので順番に立ってくださーい!」と説明したのに、自分が着いたときには既に全員が山頂にいてビックリ・・・!
 
しかし、この天狗岳山頂に17名がひしめきあっているのも壮観なものです・・・
 
IMGP2450.JPG
 
ちなみに天狗岳はこんな山です。山頂直下は切れ落ちた崖っぷち・・・
矢印のところに17名が立ってました。
 
やはり、人は頂上(てっぺん)に登るのが習性なのでしょうか?
「そこに山が・・・」と言った人も、きっと、頂上に立つことにワクワクして、楽しくてしょうがなかったのでしょうね。
 
さて、自分は仕事です。山頂ではお客さんの記念写真のシャッターを切るのに大忙し・・・
結局、ピークを踏むことなく下山しました。「そこに山があるから、お仕事です!」
とにかく、安全第一!無事に下山することがやはり一番の「仕事」。
 
いよいよ夏山シーズンが始まります。皆さんも安全登山で、楽しく歩いてください!
 
 
 
 
 
取材日: 2012年5月19日
 
ルート: 土小屋登山口・・・弥山(1974m)・・・天狗岳(1982m)・・・夜明峠・・・前社森・・・成就

※文章、写真、所在地などは取材時のものです。あらかじめご了承ください。
また、山の状況も取材時のものですので、お出かけの際にはご注意ください。

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取材担当プロフィール

岳(たけし)

昭和38年、名古屋市生まれ。40代半ばから本格的に山歩きを始める。
20代の頃より今の方が体力も気力もある!と言い切り、旅行会社に勤務しながら、仕事で、プライベートで、
里山から3000m級の山々を軽やかに(?)駆け巡る日々を送る。
モットーは、「やる気と勇気と根気があれば、不可能はない!」
ちなみに、岳はれっきとした本名。

ぶらっ人編集部 @buratto_tabi