シリーズ・100名山を歩く!「会津駒ヶ岳と燧ヶ岳」
2013年10月13日
10月中旬となったのに「残暑」が厳しい今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか?
そんな中、福島県の百名山、会津駒ヶ岳(標高2133m)と燧ヶ岳(2356m)に行ってきました。
会津駒ヶ岳の登山口です。檜枝岐(ひのえまた)村から登りました。檜枝岐では年に2回、地歌舞伎の公演があります。食事もおいしく、温泉もあっていいところです。
雨の山行となりましたが、標高が上がるに連れ深まる紅葉に胸が高鳴ります。
駒ヶ岳の山頂です。大きな標識が目を引きますが、晴れてても眺望はほとんどありません。
山頂から更に30分ほど歩くと中門岳です。その名のようなピークらしさはなく、高層湿原の中に大きな池塘があります。
次の日、東北最高峰の燧ヶ岳を目指しました。前日とは打って変わった好天となり気分も高まります。
登山道を登り、しばらくすると背後に会津駒ヶ岳が見えます。山頂には雲がかかってますが、どっしりした山容が印象的です。
この山にも高層湿原があります。標高2000mを超える山にもこんな景色が広がっています。
燧ヶ岳は2つのピークがあります。一つ目の山頂、俎?(まないたぐら)。標識のヌマとは尾瀬沼、ハラは尾瀬ヶ原です。
もうひとつのピーク、柴安?です。こちらが最高峰です。御影石のご立派な標識・・・さすがは百名山です。
山頂ではすっかりガスってしまいましたが、尾瀬沼の姿がくっきり眺められました。
登山道のナナカマドの実が美しいですね。
こちらはゴゼンタチバナ。白い花が秋には真っ赤な宝石となります。
そして、シラタマノキ。これで紅白そろいました・・・
異常気象となった都会の暑い秋から離れたつかの間の山旅でした。最後の写真は草紅葉が萌える大江湿原です。やっぱり、秋の尾瀬はいいですねー!
取材日:2013年10月5日、6日
※文章、写真、所在地などは取材時のものです。あらかじめご了承ください。
また、山の状況も取材時のものですので、お出かけの際にはご注意ください。
- 岳(たけし)
昭和38年、名古屋市生まれ。40代半ばから本格的に山歩きを始める。
20代の頃より今の方が体力も気力もある!と言い切り、旅行会社に勤務しながら、仕事で、プライベートで、
里山から3000m級の山々を軽やかに(?)駆け巡る日々を送る。
モットーは、「やる気と勇気と根気があれば、不可能はない!」
ちなみに、岳はれっきとした本名。