【本文】

  1. トップ
  2. コラム
  3. 花紀行
  4. 愛知県あま市「モミジの緑地」のヒイラギナンテン

コラム 花紀行

愛知県あま市「モミジの緑地」のヒイラギナンテン

愛知県あま市「モミジの緑地」のヒイラギナンテン

暖冬傾向といわれるこの冬も、
年末の寒波を経て、年明け以降はほぼ例年通りの寒さとなり、
一年で最も寒いとされる「寒中」(1月上旬~2月上旬)を迎えています。

そんな寒い時期だからこそ、
元気に咲く花を見たいと思い、
あま市の「モミジの緑地」を訪ねました。

↑北側入り口から南側を見たところ。
 モミジの緑地は、小さな川沿いに南北に伸びる細長い散策路。
 両側に花が楽しめる木が植わっています。

↑入り口付近で出迎えてくれたヒイラギナンテンたち。
 かなり大きく育っていて、高さは3メートルほどありそうです。

↑緑の葉っぱと、黄色の穂のように付いた花の色が鮮やかです。

↑下から順番に花が咲いていくので、
 黄色から緑のグラデーションになっています。

↑バナナか、トウモロコシを思わせるような色合いですね。

ヒイラギナンテンは中国~台湾原産で、メギ科の常緑低木。
江戸時代初期に日本に渡来し、庭木として重宝されています。

一般に花期は3~4月ですが、
12~1月に花を咲かせるロマリーフォリアや、
9月が花期のホソバヒイラギナンテンなど、いくつかの種類があります。

ここの花たちはロマリーフォリアか、
その交配品種(チャリティー、ウィンターサンなど)と思われます。

いずれも、
葉がヒイラギに、実の付き方がナンテンに
似ているという共通点があります。

↑よく見ると、ヒイラギのようにトゲトゲしい葉。

↑常緑樹ですが、冬に紅葉する葉もあるようです。

↑まっすぐ立っている花穂だけを見ていると、
 ストックの花のようにも見えます。

幅約14メートル、長さ約230メートルという同緑地
(あま市健康ウォーキングマップより)ですが、
ほかにも見どころが…。

↑ロウバイ(左)とサザンカ(右)。
 

↑1本の木に、桃色と濃いピンクの花が
 同時に咲いていたサザンカ。
 

↑花の中心部分が花びらと同じ色のソシンロウバイ(左)と、
 赤褐色のロウバイ(右)。

↑ロウバイ(左)とマンサク(右)。

マンサクはまだ枯葉が残っていますが、
目を凝らしてよ~く探してみると、
つぼみがいっぱい付いています。

咲きかけの花も
いくつか見つけることができました。

↑アカバナマンサク。
 細い花びらをいっぱいに伸ばして、
 一生懸命咲いています。

↑シナマンサクかな。
 鮮やかな黄色い花は、
 先ほどのアカバナマンサクより一回り大きいです。

 周りのつぼみも、だいぶ膨らんでいますね。

↑緑地の脇にある車道から見ると枯れ木ばかりで、
 とてもこんなにたくさんの花が楽しめる場所とは思えません。

能ある鷹は爪を隠すといいますが、
一見、何気ない場所ほど、素晴らしい見どころを秘めているのかも、
と思わせてくれる場所でした。

細い路地の一角なので駐車場はありませんが、
すぐ近くにあま市美和児童館があり、
今回はそちらにお願いして
車を駐めさせていただきました。

↑児童館の駐車場の片隅で咲いていた
 スイセンとウメ。
 暖かな日だまりの中で、
 とっても気持ち良さそう。

「冬来たりなば、春遠からじ」を実感させてもらいました。

取材日:2019年1月19日

DATA

モミジの緑地

愛知県あま市篠田西鳥34-1

交通アクセス

○公共交通機関
名鉄津島線「木田」駅から南へ約1km。
○車
名古屋第二環状自動車道・大治北ICから北西へ約4km。
※モミジの緑地の駐車場はありません。

取材担当プロフィール

まころーど
名古屋生まれ、名古屋育ち。
季節の移り変わりを観察するのが大好きなアラフィフ世代。新聞記事制作や、出版社にてガイド本等の制作経験あり。
現在は、旅や町ネタに関する記事を執筆しています。観光や販促のお手伝いも。

旅コラム
国内
海外