ジャンル・エリア : 展示 | 愛知 | 芸術 2019年08月27日
日本人5人と韓国人7人の作家による陶芸や絵画作品を集めた「第3回日韓芸術展」が、豊田市の旧御内小学校を活用した「足助アートエリア鼎(かなえ)」で開かれている。9月22日まで。
芸術展は尾張旭市のセラミックアーティストの名和ショウさん(66)が、文化交流を通じて日韓の相互理解を深めようと主催。過去2回は出身地の京都府で開催していた。会場には陶芸とガラス工芸を融合させ、つららが岩に残る春の渓流をイメージした名和さんの作品に加え、石炭の灰から作ったカラフルなガラス作品や油絵など、独創的な約30点が並ぶ。
名和さんは「日韓関係が悪化しているが、民間レベルでのつながりを密にしないと良くならない。分かり合える土壌を芸術展がつくるきっかけになれば」と期待を寄せる。
入場無料。来場希望者は前日までに名和さん=090(5036)0007=に連絡が必要。
(生津千里)