ジャンル・エリア : 山 | 石川 | 自然 | 花 2020年04月14日
白山麓の奥深くにある白山市桑島の大嵐山(1204メートル)中腹で、ミズバショウの白い花が見ごろを迎えている。県内最大の群生地で、今年は雪が少なかったことから例年よりも一足早い開花になった。
大嵐山の登山口にある駐車場から、残雪が残る早春のブナ林を1.5キロほど歩いた先にミズバショウが咲く湿地がある。冷たい雪解け水が流れ込む池に、約3万株のミズバショウが白い花を咲かせている。
約2週間ほど楽しめるという。付近では、これまでにツキノワグマも目撃されているため注意が必要。登山道には残雪も残るため、防水仕様の登山靴や登山への知識が必要。(吉田拓海)