ジャンル・エリア : グルメ | 果物 | 福井 2020年09月25日
木漏れ日を浴びながらクリ拾いを楽しめる、あわら市城(じょう)、朝倉哲哉さん(63)方の観光栗園が26日に開園する。
8000平方メートルの栗園で、中手の品種「筑波」と「銀寄(ぎんよせ)」を約150本栽培している。開園を前にした24日、朝倉さんはクリの実り具合を見て回った。
今年は豊作が見込めない「裏年」の上、猛暑や長雨の悪影響もあり「実は少なくて小さめ」という。それでも栗園のあちこちに転がっている、口を開けたいがから、つやのある実が顔をのぞかせていた。
朝倉さんは訪れた人に、代表的なレシピを載せた小冊子を配っている。お薦めは「栗の渋皮煮」。コーヒーや紅茶とよく合うといい「レシピどおりにやれば、まず失敗しません。おすそ分けしても喜ばれます」。
入園料は中学生以上300円、小学生以下無料。拾ったクリは選別後、1キロ1200円で買い取れる。完全予約制で、ネットで「朝倉梨栗園」を検索し申し込む。 (松田士郎)