ジャンル・エリア : 特産 | 石川 2021年03月23日
穴水町旭ケ丘のワイン醸造「能登ワイン」と、伝統的な米あめの製法を守る能登町松波の「横井商店」は22日、共同で作った「能登ワイン米飴(あめ)」の小袋の販売を始めた。内容量を従来の半分にし、価格を抑えることで手に取ってもらいやすくなるよう工夫した。
能登ワイン米飴は、両社がワインと米あめを混ぜて作り、赤と白の2種類で昨年12月に50グラム648円(税込み)で発売。そのまま食べるだけでなく、溶かして調味料に使うこともでき、売れ行きは好調だという。
一方で「少し手が出しづらい値段」という声もあった。両者は14日のホワイトデーに合わせて、県看護協会に能登ワイン米飴の小袋を贈呈。評判も良かったため、小袋での販売を決めた。
小袋は、半分の25グラムで10個ほどのあめが入り、赤、白それぞれ330円(税込み)で販売。能登ワイン米飴を企画した穴水町地域おこし協力隊の青崎かすみさん(41)は「お試しで食べてみたいという人や地元の人たちに気軽に味わってもらえれば」と話した。能登ワインなど町内の販売店で順次販売する。 (森本尚平)