村中を練り歩く仮装行列
2008年2月18日
ぼくの住んでいる村で開かれるマソプストの模様をここでは紹介します。
お昼過ぎ、村はずれにあるお宅の前に集合します。もちろん参加者は思い思いの仮装をしています。
仮装にはこれといった決まりはなく、聖人がいるかと思えばドラキュラや怪獣がいます。いったいなんの仮装か、よくわからない人もいます。子どもの仮装がいちばんカワイイです。
わが家でも振舞酒をしました。日本酒や梅酒、おにぎり、スルメなどの乾きものを用意しましたが、めずらしいおにぎりを見て、写真を撮っている人もいました。日本酒は「サケ」といって通じるくらいチェコでも知られています。
ほとんどの人が日本酒を飲むのははじめて。「おいしい」となかなかの評判です。
(写真下=めずらしい日本のあられをつまみに、日本酒を楽しむ)
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
和やかでいいですね。
東京に住んでいるとこういう街のふれあいがなくなって久しい。
せめて東京マラソンですか(笑)
吟遊詩人 | 2008年2月19日 09:43
コメントありがとうございます。
一日のんびりと過ごし、ほんとうに和やかです。
変わらないでいて欲しいと思うのですが、
なかなかそうもいかないのでしょうね。
増田幸弘 | 2008年2月19日 16:56
こういうのは、ますます日本ではなくなってゆく行事ですね。
人間関係の希薄さと、反比例か?
いわなやまめ | 2008年2月20日 11:11
コメントありがとうございます。
素朴さがほんとうにいいと思っています。
でも、こうした祭りもすべての村の人が出るわけでもないし、
まして門付けを用意する家はごく少数派。
むずかしいですね。
増田幸弘 | 2008年2月20日 16:21