楽しいウ・フレクーのひととき
2010年10月11日
プラハにはビールがおいしく飲めるたくさんのホスポダ(居酒屋)があります。プラハに何日か滞在するようでしたら、ぜひあちらこちらにいってみてください。同じ銘柄のビールでも、不思議なほど、ずいぶん味が違うように感じるはずです。
もしプラハの滞在が一日しかないとしたら、ぜひウ・フレクーというホスポダに行ってみてください。お店が広いので、せっかく行ったのに席がないということはまずないと思います。また料理はどれもおいしく、チェコ料理としてハズレが少ないこともおすすめできるポイントです。
それにもまして、楽隊が入るなど、お客さんを楽しませようとするホスピタリティーがこの店にはあります。ビールは敷地内にある醸造所でつくる黒ビールのみ。少し甘く、コクがあるビールです。
ちょっと値段が高いこともあって、地元の人はあまり行かなくなりましたが、ここでしか飲めない独特な黒ビールを一杯だけ飲んで帰る地元客の姿をときどき見かけます。
それにもまして、楽隊が入るなど、お客さんを楽しませようとするホスピタリティーがこの店にはあります。ビールは敷地内にある醸造所でつくる黒ビールのみ。少し甘く、コクがあるビールです。
ちょっと値段が高いこともあって、地元の人はあまり行かなくなりましたが、ここでしか飲めない独特な黒ビールを一杯だけ飲んで帰る地元客の姿をときどき見かけます。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。