レトロ喫茶店で味わう「特製フードセット」
2023年12月29日
年の瀬の京都からこんにちは! 賀茂ナス子です。
あっという間に新しい年を迎えようとしています。
あわただしく過ぎていく毎日のなかで、ほっと息抜きをする時間も大切ですね。
今回は学生のまち京都で愛されてきた喫茶店をご紹介します。
京阪出町柳駅から今出川通を西へ、寺町通をさらに西に入った南側にある「COFFEE CAMPUS HOUSE」。
レトロなたたずまいがナス子好みです。
創業当時、近所に立命館大学があったことにちなんで「CAMPUS」と名づけられたのだとか。
現在は同店から西へ進むと同志社女子大学と同志社大学が建ち並んでいます。
スマートフォンなどなかった時代は、あちこちにあった喫茶店が学生さんたちの情報交換の場。
特に大学の近くの喫茶店は学生さんたちのたまり場だったといわれています。
その名のとおり学生さんにとっての「HOUSE」だったのではと思わせる店内は、照明が暗めで落ち着く空間。
石油ストーブとヤカンの湯気が、さらにノスタルジーへといざないます。
3種類から選べる「キャンパス特製フードセット」。
この日の「スパゲティセット」は王道のナポリタンでした。
パスタではなく「スパゲティ」という響きもレトロでいいですね。
静かな店内で、厨房からスパゲティを炒める音も聞こえてきます。
昔なつかしいシンプルな味わいでおいしかったです!
コクが自慢の「キャンパス特製アイスコーヒー」。
寒い日でしたが、アイスコーヒーをオーダーしました。
こちらは「ピラフセット(シュリンプ)」。
「キャンパス特製フードセット」のトップメニューです。
ピラフも厨房から炒める音が聞こえてきて、待っている間もワクワクします。
ブレンドコーヒーはウェッジウッドのカップで。
コーヒーの湯気とヤカンの湯気が重なって目に映り、なんとも温かい気持ちに。
マダムがひとりで切り盛りしている昔ながらの喫茶店。
年の瀬のあわただしさを忘れられる、静かでゆっくりとしたひとときを過ごすことができました。
皆さま、今年もありがとうございました。
どうぞよいお年をお迎えください。
■COFFEE CAMPUS HOUSE
京都府京都市上京区今出川通寺町西入ル
京阪出町柳駅から徒歩8分
- 賀茂 ナス子
京都生まれ、京都育ち。
中学は吹奏楽部、高校は茶道部に所属、そして大学時代はアメフト部のマネージャーを経験。
やりたいことは何でもやってみるのがモットーだ。
念願だった京都の編集プロダクションに入社し、京都のフリーマガジン[news]や京都に関する旅行誌などの編集・ライターを担当している。
友達に舞妓さんがいるのがちょっとした自慢。
愛犬は柴犬。二条城のまわりを散歩するのが日課だ。
好物は京都[第一旭]のラーメン。
おやつは[出町ふたば]の豆もち。
最近名古屋がわりと近いことを知った。
京都はうす味の料理が多いので、みそカツをはじめて食べたときごはんを3杯食べた経験を持つ。
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