冬の、くじゅうドライブ 1回目
2009年12月 8日
12月の「ぶらっ人 from 福岡」は、冬の「くじゅう」を2回に分けて巡ります。「くじゅう」は阿蘇と並ぶ九州を代表する観光地で、絶景スポット、温泉が数多く点在しています。
福岡から、大分自動車道・九重(ここのえ)ICまで約1時間弱。まず、四季彩ロードを使い、九重"夢"大吊橋を目指します。日平(ひびら)峠では、雄大な景色が眼前に。久住連山はじめ、八丁原地熱発電所の水蒸気も遠望できます(上)。湧蓋山(わいたさん/標高1500m)は、九重のシンボルです(下)。
2006年10月の完成以来、入場者が500万人を突破した九重"夢"大吊橋。高さ173m、長さ390mで、日本一の歩行者専用橋です。入場料500円。
橋上からは、日本の滝百選・震動の滝が見えます。落差は80m以上、周囲を震動させるような水量から名づけられ、左が雌滝、右が雄滝です(上)。
はるか、下を流れる鳴子川渓谷には、紅葉の名残りが(中)。歩行路の中央部分は格子状(グレーチング)になっていて、橋の下が丸見え(下)。高い所が苦手な人には・・・(笑)。
九重夢バーガーは、九重町の6店舗で限定販売され、各店で特徴を持っています。九重"夢"大吊橋の農産物直売所で買える、和牛バーガー モモガー550円は、ジューシーな和牛ハンバーグのパテに、特製デミグラスソースがたっぷりかかります。
やまなみハイウェイ(熊本県阿蘇市―大分県別府市)に向かう途中、「けやきの森」でひと休み。民芸品や作品を展示販売するギャラリーを併設するオープンカフェ(上)。ケーキセット650円から、オリジナルのチョコレートケーキをチョイス。甘さを抑えた大人の味でした(下)。ランチもおすすめです。
少し天気が回復し、やまなみハイウェイの長者原付近では、雪化粧の久住連山がくっきり見えました。
牧ノ戸峠を登っていくと、飯田(はんだ)高原、長者原温泉郷が一望できました。
やまなみハイウェイで、最標高1330mの牧ノ戸峠頂上。久住登山口として知られています。
峠を下り、瀬の本交差点から久住高原へ。眼下に、瀬の本高原が広がり、赤い屋根のレストハウスも見えました(上)。もう少し、天気が良ければ、阿蘇五岳の雄大な景色が広がるのですが・・・(下)。
次回は、くじゅうの温泉、名水、グルメを紹介します。
- 東 淳二郎
1957年7月9日生まれ 北九州市門司区出身 56歳
印刷会社のサラリーマン生活を経て、1990年からフリーライターに。
雑誌の取材で、九州中の観光地を訪れ、グルメや温泉を堪能している。
また、もの心ついた時から鉄道ファンで、"乗り鉄"。国内はもちろん、海外でも時間をみつけては鉄道旅を楽しんでいる。