八女市周辺を巡る
2011年8月21日
8月2回目の「ぶらっ人 from 福岡」は前回に続き、福岡県の南部・八女市周辺を巡ります。
八女は、高級茶の産地として知られています。特に、玉露が有名です。写真は、八女市北東部に、緑の絨毯のように広がる八女中央大茶園。
八女には、明治から大正にかけて、たくさんの石橋が架けられました。現在も48基が残っています。
八女市西部の上陽町には、ほたると石橋をテーマにした、ほたると石橋の館があります。石橋を紹介する展示館、レストランのほか、ショップでは地元特産品を販売しています。
ほたると石橋の館の横にある二連の寄口橋(上)。河原で水遊びする子供たちも。
星野川の下流にかかる、4連の宮ヶ原橋(下)の橋長は46m。
べんがら村は、八女を代表する観光施設です。温泉、地ビールレストラン、農産物販売所があり、いつも賑わっています。名称は、八女地方特有の民家に使われる茶系の色=べんがら=が由来になっています。
露天風呂を併設する大浴場に加え、6つの家族風呂を有しています。
家族風呂の清流風呂に入りました。料金は、50分1,500円。源泉かけ流しの広い浴槽があり、奥は寝湯になっています(上)。
窓を開けると、露天風呂感覚(下)。窓の外は豊かな緑が。
八女の隣町、筑後市には船小屋温泉があります。炭酸泉は飲用すると、胃腸病に効能があり、料理に使う方も多いそうです。レトロな建物の鉱泉場が2か所あり、こちらは長田鉱泉場(上)。
長田鉱泉場で見つけた、ちょっと笑える自動販売機(下)。コガコーラ、ミツビシサイダーなどが売られていました。
船小屋温泉へのアクセスは、九州新幹線全線開通、筑後船小屋駅の開業により、一段と便利に。新大阪と結ぶ「さくら」が1往復停車します。
地元の友人が紹介してくれた筑後市中心部にある、居酒屋だんらん(上)で晩ご飯。
まず馬刺し(下)を注文。熊本が近いこともあり、新鮮で美味。
ここでは、宮崎県都城市で有名な丸岡の餃子が味わえます。
焼き餃子は、パリパリの皮に、ジューシーな中身(上)。何個でも食べられます。
中華スープとの相性がいい水餃子(下)。
料理は美味しく料金も安い、お勧めできるお店でした。
- 東 淳二郎
1957年7月9日生まれ 北九州市門司区出身 56歳
印刷会社のサラリーマン生活を経て、1990年からフリーライターに。
雑誌の取材で、九州中の観光地を訪れ、グルメや温泉を堪能している。
また、もの心ついた時から鉄道ファンで、"乗り鉄"。国内はもちろん、海外でも時間をみつけては鉄道旅を楽しんでいる。