柳川掘割巡り"川下り"
2016年2月10日
水郷・柳川の舟遊びお堀めぐりに乗船しました。柳川の掘割は、2km四方、延長60km。約400年前の江戸時代、柳川城築城の際に造られました。この掘割を「どんこ舟」の”川下り”は、約4km70分(一部40分)のコースです。
なまこ壁の横を行くどんこ舟。平瓦を敷き詰め、継ぎ目に漆喰を盛り上げで塗ったものが、なまこに似ているところから、なまこ壁と呼ばれています。
橋を越えるのも、船頭さんによって違います。屈んだり(上)、飛び越えたり(下)。
かんぽの宿 柳川で乗船券を購入すると、300円引きの1,200円でした。
この時期のどんこ舟は、火鉢式の炬燵に入って楽しめます。
今回は掘割を下るのでなく、上るコース。船頭さんには、結構な体力が必要です。
橋をくぐり、下りの舟とすれ違い、のんびりゆったり。
水上売店もあり、飲み物や軽食を売っています。
船頭さんが橋を飛び越えようとして失敗(笑)。ほかの舟に押してもらうハプニング、無事に戻りました(上・下)。
明治後期に造られた並倉。現在も鶴味噌醸造の倉庫として使われています。
緑いっぱいの中を進みます(上・下)。ここ数年、柳川には台湾や香港、韓国など外国の旅行客が増えました。
間もなく終着。堀水門を抜け、川に続く幅の広い掘割を行きます。
とにかく、大関・琴奨菊の初優勝のお祝いが多かったですね。3月5日に琴奨菊が乗船して、初優勝と結婚を記念したパレードが行われるそうです。
約1時間30分、楽しい話や柳川の唄で楽しませてくれた船頭さん。
柳川へは、西日本鉄道・天神大牟田線が便利。昨年から、柳川に由来あるものをラッピングした観光特急「水都」が運行しています。川下りやグルメが楽しめる切符も販売されています。
- 東 淳二郎
1957年7月9日生まれ 北九州市門司区出身 56歳
印刷会社のサラリーマン生活を経て、1990年からフリーライターに。
雑誌の取材で、九州中の観光地を訪れ、グルメや温泉を堪能している。
また、もの心ついた時から鉄道ファンで、"乗り鉄"。国内はもちろん、海外でも時間をみつけては鉄道旅を楽しんでいる。