【本文】

  1. トップ
  2. コラム
  3. 花紀行
  4. 岐阜県可児市「可児川下流域自然公園」のカタクリ

コラム 花紀行

岐阜県可児市「可児川下流域自然公園」のカタクリ

岐阜県可児市「可児川下流域自然公園」のカタクリ

各地からサクラ開花の便りも届き、
日に日に春めいてきました。

「春の妖精」ともいわれるカタクリが見ごろという情報を得て、
岐阜県可児市の「可児川下流域自然公園」(鳩吹山)を訪ねました。

↑「可児川下流域自然公園」駐車場。
「カタクリまつり」ののぼりと、
新型コロナウイルス対策についての看板が見えます。
(例年は3月下旬にカタクリまつりが開催されますが、
今年度はイベントとしては中止だそうです。)

駐車場の前には、
コミュニティバスのバス停やトイレ、
ご当地出身と伝わる土田御前(織田信長の母)の銅像などがあり、
掲示板には、カタクリの開花状況等も貼り出してありました。

標高313.5メートルの鳩吹山には登山口が5カ所あり、
「可児川下流域自然公園」駐車場近くには
「カタクリ口(ぐち)」と呼ばれる登山口があります。

約10万株とされるカタクリの群落は、
駐車場からわずか数百メートル歩いたところにあり、
気軽に見に行くことができます。

↑カタクリ群生地へ続く遊歩道。
ツバキや竹、雑木林の脇を奥へ進みます。

↑「鳩吹山遊歩道案内図」。

一帯は、飛騨木曽川国定公園区域内の民有地で、
地権者の好意により入山が認められているとのこと。

火気の使用やペットの同伴、
歩道区域以外への立ち入り、
動植物の採取などは禁止されています。

遊歩道を歩いていると、
斜面にぽつぽつとカタクリの花が見え始めました。 

↑散ったツバキとカタクリの花。
色の対比が鮮やかで、きれいですね。

↑花びらの内側には、くっきりと鮮やかな模様が。
 

↑奥に進むにつれて、だんだん花の数が増えてきました。

↑日の光を浴びて、花たちが楽しそうにおしゃべりしているみたいです。

↑斜面一面のカタクリ群落。
「わあ~」思わず声が漏れます。

可児市の職員にうかがったところ、
例年、開花は3月中旬から4月上旬で、
今年もほぼ例年通りとのこと。

もう少しで満開という雰囲気で、
ちょうど見ごろのように感じました。

↑つぼみも、まだたくさんありましたよ。

↑咲きかけのつぼみ。
一枚ずつ花びらが開いていくんですね。

↑花びらを開いている途中の花。
まだめしべは短く、
おしべの葯から花粉は出ていないようです。
 

↑こちらは花びらがずいぶん反り返って、
めしべも長く伸びています。

↑花びらの色がこんなに濃い花も。

↑開花が進んで、花びらがカールし過ぎてしまう花も。
ふざけて笑わせようとしてません?
っていうくらい、巻いちゃってます。

↑ショウジョウバカマと。
花の形状は全然違うのに、色がよく似ていますね。

この花もカタクリ同様、
「スプリング・エフェメラル」(春の妖精)
と呼ばれる植物の一つです。

↑遊歩道の脇には、サクラも咲いていました。

↑ほかにも、彩り豊かな花たちに出合うことができました。
左から、
ツバキ、カワヅザクラ、アオキ、ハコベ、ヒメノオドリコソウ。
(いずれも推定です)

今回はカタクリの花が目的だったため、
群落スポットのみで引き返してしまいましたが、
頂上からの景色も素晴らしく、
登りやすい山のようなので、
次回はもっと時間に余裕を持って
山登りに挑戦してみたいと思いました。

心おきなく花を楽しめる日々が戻りますように。
新型コロナウイルスの一日も早い終息を祈ります。

取材日:2021年3月19日

DATA

可児川下流域自然公園

岐阜県可児市土田4823-1
TEL:0574-50-7056(可児市観光協会)
※入場自由

交通アクセス

○公共交通機関
JR太多線「可児駅」または、名鉄広見線「日本ライン今渡駅」からKバス(可児市コミュニティバス)「木曽川鳩吹山線」に乗って、「鳩吹山登山口」下車すぐ。
○車
名神高速・小牧ICから国道41号経由で北東に約18キロ。
※無料駐車場有り。

取材担当プロフィール

まころーど
名古屋生まれ、名古屋育ち。
季節の移り変わりを観察するのが大好きなアラフィフ世代。新聞記事制作や、出版社にてガイド本等の制作経験あり。
現在は、旅や町ネタに関する記事を執筆しています。観光や販促のお手伝いも。

旅コラム
国内
海外