ジャンル・エリア : グルメ | 特産 | 石川 2019年06月04日
白山市の美川漁港で、初夏の風物詩、シラスの天日干しが最盛期を迎えている。3日は新鮮なシラスを求め、県内外から来た多くの人でにぎわった。今年の漁は6月中旬まで行う予定。
シラスはカタクチイワシなどの稚魚の総称。美川漁港では漁船「本吉丸」の漁師4人が漁をしている。5月中旬に荒天が続いたため、今年の水揚げ量は平年より少なめという。
晴天となったこの日は朝から天日干しが行われ、港は食欲をそそる、ゆでたてシラスの香りに包まれた。
富山県南砺市から訪れた主婦(70)は「昨年はシーズン中に来ることができなかった。リベンジできてうれしい」と笑顔で話していた。
シラスは港内の鮮魚直売所などで買える。値段は税込み100グラム400円。冷蔵だと1週間、冷凍すれば約1年ほど持つ。(吉田拓海)