ジャンル・エリア ： イベント | 富山 | 神社・仏閣 | 鉄道　 2019年12月11日

万葉線お年玉抽選会のクイズを紹介してＰＲする射水神社の巫女と万葉線の社員＝高岡市古城で

２７日から、商品券など抽選

　高岡、射水両市間を運行している路面電車「万葉線」は２７日から２０２０年１月３１日まで、万葉集や令和に関連する沿線の４神社に設置されたクイズに答えて応募すると、賞品が当たるキャンペーン「万葉・令和クイズに答えて　万葉線お年玉抽選会」を行う。万葉線の社員と射水神社の巫女（みこ）が１０日、同神社で掲示するクイズを紹介してキャンペーンをＰＲした。

　万葉線の利用促進と地元の万葉ゆかりの神社に足を運んでもらう目的で４神社の協力により万葉線対策協議会が初めて企画した。

　神社は、高岡市の高岡関野神社と射水神社、射水市の西宮神社と放生津八幡宮。いずれも最寄りの停留所から徒歩５分前後にある。

　賞品は、１等賞・ＪＣＢ商品券５０００円（３人）、２等賞・同商品券３０００円分（５人）、３等賞・万葉線の回数券２０００円分（１５人）、４等賞・万葉線グッズ（２５人）、５等賞・万葉令和グッズ（１００人）。

　設問は、万葉集や令和に関連したクイズ。クイズの応募用紙は４神社や路面電車内などに設置しており、解答を書いた用紙を運転士に渡して応募する。正解数が多いほど、当選確率が上がる仕組みになっている。

　担当する高岡市生活安全課交通政策係の宮脇直也主事（２４）は「これを機に、万葉のふるさと・高岡市、射水市のゆかりのある神社を万葉線に乗って巡ってみてほしい。地域の魅力を再発見できると思います」とＰＲした。

　１月１、２両日は万葉線の全区間で終日１００円で乗車でき、万葉線は神社への初詣の利用も呼びかけている。　（武田寛史）