ジャンル・エリア : 展示 | 文化 | 歴史 | 近畿 2020年01月07日
燃料を使った照明から電気に移り変わるまでの照明器具の変化をたどる企画展「あかりの歩み」が愛荘町立歴史文化博物館で開かれている。3月22日まで。
江戸時代後期から平成初期にかけて制作された約50点が時代順に展示されている。原始的な火おこし器から、ろうを使ったちょうちん、ガスランプなど、使用された燃料の変遷から人々の生活がどのように豊かになっていったかが分かる。
同博物館の山本剛史学芸員は「現在は当たり前にある明かりも当時の人にとっては貴重で、どれだけ長く安価に使うか工夫を凝らしていた。その様子を垣間見てもらえたら」と話した。
開館時間は午前10時から午後5時。月、火曜は休館日。入館料は一般300円、小中学生150円。1月19日、2月16日、3月15日には学芸員による展示解説もある。(問)町立歴史文化博物館=0749(37)4500
(倉掛雅史)