ジャンル・エリア : 三重 | 動物 | 水族館 2020年07月29日
鳥羽水族館(鳥羽市)は28日から、セイウチの雄の赤ちゃんの一般公開を始めた。
6月20日に生まれ、人工哺育で育っている。当時は体長110センチ、体重52キロだった。今月27日現在では、体長115センチ、体重は63キロと約10キロも増えている。
当面は、午前11時~午後2時の時間限定で公開する。昼寝をしたり、スタッフに鳴き声を上げて擦り寄ったり、かわいらしい姿を見せている。
母親は「クウ」、父親は「ポウ」。同館でセイウチの出産は3例目。いずれもクウが出産したが、先行の2例は出産後数日で死んだ。同館でセイウチの人工哺育は初めてとなる。
企画広報室の中村文哉さん(32)は「セイウチの成長は速い。体重もいずれは100キロにもなる。赤ちゃんらしい姿のうちに、見に来ていただければ」と話している。 (北浜修)